瑞穂の神楽 すぎ尾神楽
町内では、神楽の奏楽の音色を聞くと、 血湧き肉躍る気分になるといいわれる人も少なくありません。
おそらく子どもの頃から無意識のうちにその音色が私たちの身体に刷り込まれるからでしょう。
瑞穂の神楽は、旧舞といわれる六調子神楽と新舞といわれる八調子神楽があります。
六調子神楽は、市木尾神楽団と田所神楽保存会。八調子神楽は、出羽神楽団、高原神楽団、美穂神楽団が保存活動に努めています。
毎年、10月3日の秋祭りには尾神社舞殿で夜の更けるのを忘れて観客と舞子が一体となって神楽が舞われます。
神楽が民間のものになってから・・・
安政6(1859)年に記された「市木大元神楽役差帳」によると、近隣の神職13名(神楽組)で演じられており、江戸時代を通じて神職によって継承されていたことがわかります。
明治になり中央政府より「神職は芸能的な舞を演じてはいけない」という命令が出て、神事は神職が、芸能的な舞は氏子などの民間の人々が演じるようになりました。
市木地区においても、当時の田所の八幡神社神主三上峯尾氏によって市木の人々に神楽が伝承され、今日に至っているといわれます。
無形文化財の理由・・・
昭和53(1978)年2月に尾神楽は、瑞穂町無形文化財に指定されています。
その理由は、主に、六調子と奏楽を正しく伝え、演目もほぼすべてを継承していること。
弊の手は特に正しく伝えられていて他にその比を見ないこと。地域の人が六調子舞保存に熱意を入れて保存会を作っていることなどがあげられます。
人々がささえてきた伝統の重み・・・
物質的にも経済的にも豊かになった今日でも、伝統芸能を次世代に伝承していくのは大変な苦労と努力が必要だといわれます。
私たちがまだそれほど豊かでなかった時代を通じ地域の人々に愛され、そのわずかな浄財によって支え守られてきたことは大変すばらしいことです。
神社の境内で舞われる尾神楽を観ながら、伝統を支えてきた人々に思いを馳せれば、またひと味違った伝統の重みを感じることができるかもしれません。
各神楽団ホームページ
※各神楽団のホームページへジャンプします。
>>高原神楽団
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>>出羽神楽団
>>美穂神楽団
>>田所神楽保存会


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