町長のご挨拶

WEB町長室

町長あいさつ

邑南町長 石  橋良治ようこそ 邑南町のホームページへ
み なさん こんにちは。邑南町のホー ムページにアクセスをいただきありがと うございます。 
邑南町は、平成16年10月1日 、旧羽須美村、旧瑞穂町 、旧石見町の三町村が合併して誕生した町です。 
旧三町村は 、これ までそれぞれの理念に基づき、特色あるまちづくりを展開してきました。  

邑南町はこの成果を最大限に尊重し、それぞれの個性を生かし ながら、さらなる発展 と自立したまちづくりを目指すため、「和」のまちづ くりを基本理念とし、一人ひとりの夢が 響きあい、理想郷に向かって力強く 成長、発展、自立していくことを願って「夢響きあう元気 の郷づくり」の実 現に向け取り組んでいます。 
邑南町は、四季折々のすばらしい自然 と心豊かな人情にあふれた町でございます。 ぜひ邑南町にお出かけくださ い。お待ちしてお ります。 邑南町長 石橋 良治

 

あいさつ

石橋良治町長  平成24年3月議会定例会町長施政方針   平成24年3月議会定例会町長施政方針(245KBytes)

平成24年第2回邑南町議会定例会の開会にあたり、特に、新年度町政運営に望む基本的な考え方と、主要な施策について申し上げ、町民の皆様をはじめ議会の皆様方の、ご理解とご協力をお願い申し上げたいと存じます。

 

平成24年3月議会定例会

町長施政方針

 平成24年第2回邑南町議会定例会の開会にあたり、特に、新年度町政運営に望む基本的な考え方と、主要な施策について申し上げ、町民の皆様をはじめ議会の皆様方の、ご理解とご協力をお願い申し上げたいと存じます。

国の、平成24年度予算編成の基本的な考え方は、東日本大震災からの復興、経済分野のフロンティアの開拓、分厚い中間層の復活、農林漁業の再生、エネルギー・環境政策の再設計の5つの重点分野を中心に、日本再生に全力で取り組むこととされております。
このことを踏まえた平成24年度の地方財政につきましては、 ①通常収支分と東日本大震災分を区分して整理すること、 ②地方の安定的な財政運営に必要となる地方の一般財源総額を、平成23年度地方財政計画と実質的に同水準となるよう確保すること、を基本として所要の対応を行うこととされております。
このような状況を踏まえ、本町の平成24年度の予算編成にあたっては、厳しい財政状況ではありますが、特に、 ①2年目を迎える「日本一の子育て村」構想について、成果が問われてくる年と位置づけ、その実現について邁進すること、 ②大震災、福島原発事故を考えるとき、防災はもちろんあらゆるリスク管理に対応できるよう体制の強化を図ることを、主要施策の柱として位置づけ、定住対策を始め町民誰もが実感できる住みよい町づくり、安心安全の町づくりに全力で取り組んでまいります。

その具体的な内容でございますが、最初に「日本一の子育て村」構想の狙いであります若者定住、若者人口の増加に関わる新年度の必要な施策(①~⑥)について申し上げます。

①(矢上高校教育振興について)
まず始めに、矢上高等学校の振興について申し上げます。
矢上高校は、平成24年度から島根県の「離島・中山間地域の高校魅力化・活性化事業」を活用し、より魅力的な学校づくりを進めてまいります。事業期間3年、補助金1千5百万円という事業でありますが、この3年間のうちに矢上高校が活性化するような、基盤と仕組みづくりをしたいと考えております。
具体的には、さらなる学力向上策や生徒と保護者が希望する進路実現、部活動振興などの充実はもちろんのこと、豊かな社会人をつくるという観点から、「社会で必要とされる精神や資格・能力を備えた人材を育てる」いわゆる、起業家としての必要な教育を重点的に取り組んでまいります。
また、将来にわたり矢上高校を支えるといった視点から、町内外の全ての関係団体の役割分担を明確化した、「矢上高校応援隊」と名付けた応援体制を構築し推進してまいります。
②(「住まい」について)
次に、「住まい」について申し上げます。
UIターンの相談を受ける中で、重要な要件としてと「住まい」が挙げられます。新年度は、民間賃貸住宅建設支援事業補助金交付要綱の一部改正を行い、廉価な家賃の住宅が建設されるよう補助金を増額し、民間業者へ建設支援をお願いすることとしております。
一方、UIターン者向けの公営住宅を従来から要望があり、需要が見込める市木地区へ新規に計画いたします。さらに、邑南町集落振興対策助成事業の実施要綱について一部改正し、UIターン者を対象に町内全域の集落に適用拡大を図ります。こうした「住まい」の確保により、一層の定住促進を図り、併せて地域経済の活性化に資するよう努めてまいります。
③(地域振興による雇用対策について)
次に、地域振興による雇用対策について申し上げます。
日本経済の動向を見ますと、東日本大震災、円高、そして欧州の金融危機などにより依然として深刻な状況が続いており、町内の中小企業等においても厳しい経営をせまられていると言わざるを得ないのが現状であります。雇用の確保につきましては、邑南町無料職業紹介所の機能を活用して、雇用の促進や職業相談など、ハローワークと連携して引き続き積極的に進めてまいりたいと考えております。
そうした中で、矢上高校の23年度卒業生の就職内定率は100%であり、内定者18名のうち、町内の事業所への就職予定者数は7名を数えております。今後も厳しい雇用情勢の中、さらに地元への就職率を高めるということに関して、町内の進出企業や関係の各団体とも連携を図ってまいりたいと考えております。併せて、新たな企業誘致の可能性についても、今以上に邑南町をアピールすることにより、その実現に向かって積極的に取り組んでまいります。
又、昨年3月に策定しました、邑南町農林商工等連携ビジョンに基づき、農林商工連携サポートセンターを中心に、ビジョンの目標達成のため努力することはもちろん、総務省の地域おこし協力隊事業を活用し、耕すシェフの研修生や新たに地域映像クリエーター、観光コーディネーターを募集し、町内で起業できる人材を確保し、仕事づくりにつなげたいと考えております。
また、町内中小企業者への対策といたしましては、依然として厳しい経済状況が続いていることも考慮し、21年度から取り組んでおります、緊急融資の補助事業を24年度も継続して実施することといたしております。
④(公立邑智病院について)
次に、若者定住に欠かせない医療体制の要である、公立邑智病院について申し上げます。
公立邑智病院の4月以降の診療体制でございますが、常勤医師数は平成23年度と同じで内科5名、外科、小児科、産婦人科、麻酔科が各々1名の合計9名でスタートできる見込みであります。泌尿器科、整形外科、精神科は、島根大学や西川病院からの非常勤医師派遣を受けて外来診療を継続いたします。
また、当地域で欠かすことができない救急診療は、9名の常勤医師の助け合いと、広島大学救命救急センターや島根大学からの医師派遣を受けて救急告示を継続できる見込みであります。
次に、医療機器・施設整備の予定でありますが、近年の医療情勢に合わせて「電子カルテ」を導入することといたしました。
これは、県内の医療機関をつなぐ専用のネットワーク基盤を整備し、迅速かつ円滑な医療連携体制構築のプランが、「しまね医療情報ネットワーク計画」として島根県から示されました。
公立邑智病院としては、当地域唯一の急性期・救急病院として地域連携の中核を担っていく所存でございますので、島根県の医療IT整備事業に参画するため「電子カルテ」を導入し、診療情報の完全デジタル化を行い、効率的・効果的な医療を地域の皆様方へ提供していきたいと考えております。
⑤(児童福祉について)
次に、子育て支援で特に大切な児童福祉について申し上げます。
羽須美地区の阿須那保育所・口羽保育所につきましては、それぞれ昭和38年、昭和41年に建設しており、経年劣化に加え耐震性の問題もあるため、邑南町総合振興計画並びに邑南町過疎地域自立促進計画で改修計画を盛り込み、児童の安全と保育充実を図ることとしていたところであります。
これまで建て替えについて検討してまいりましたが、このたび、課題でありました財源の見込みが立ったため、劣化が著しく緊急性の高い口羽保育所を、平成24年度に建て替えを行うことに決定いたしました。
建て替えにつきましては、指定管理委託をしている社会福祉法人瑞穂福祉会を事業主体として、民設民営で運営することで協議をしているところであります。
⑥(「日本一の子育て村」構想推進体制について)
平成23年度に島根県と共同で実施した、広島浜田道を活用したUIターン支援策として、アンケート調査を実施いたしましたが、今後も県と協議しながら前向きに取り組んでまいります。
次に、これまで子育て村構想推進連絡会として、課長会議レベルで構想の検討をしておりましたが、来年度からは「日本一の子育て村推進本部」として組織構築し、より広範囲に関係者の衆知を集めながら強力に展開したいと考えております。
ご参考に、人口動態について申し上げます。
本町の人口動態につきましては、転入が横ばい傾向、転出が減少傾向にあることから、人口の動態が改善している状況にあると考えられます。特に平成22年からその改善の傾向は顕著となっております。
特に、平成23年以降の人口の増減では、20歳代と40歳代で増加に転じております。
特に、転入だけを見てみると、子どもを産み育てる20歳代30歳代の転入の増加が、その特徴として考えられます。
これは、本町がこれまで行ってきた施策、特に子育てに対する支援策が影響している可能性もあると考えられます。

 以上、①から⑥まで申し述べました。次に、「日本一の子育て村」構想に関わることはもちろんのこと、全町的に推進しなければならない重要施策について順次申し上げます。

(農業振興について)
まず、農業の振興について申し上げます。
2010年の世界農林業センサスでは邑南町の総農家数は2,042戸。2005年と比べ308戸の減少、率にして13ポイントの減少となっております。
合併以来、農業従事者の高齢化と減少が進むとともに、農業所得の減少など、農業・農村をとりまく情勢は厳しさを増しております。このため、持続的な農業経営ができなくなるだけではなく、集落機能の低下も危惧しております。
 このため、平成24年度において、本町農業の現状と課題を整理し、農業の持続的発展を図るため、邑南町農業の振興計画を策定いたします。平成23年度中に策定される、邑南町森林整備計画と併せて「邑南町農林業振興計画」にしたいと考えております。
次に、戸別所得補償対策の実施に伴い、多くの農家が「不作付地の改善計画」を提出しており、その解消が急がれておりました。県からの情報提供では、国は、平成24年度において「改善されない場合の対応」について検討を始めるとのことでございました。次に述べます、農業再生協議会において、その対策や、それと密接に関連する「転作作物の振興」について、検討するよう指示したところでございます
平成18年度に設置した「邑南町農業活性化支援センター」は、平成24年度から「邑南町農業再生協議会」に組み込まれ、JAからの派遣も平成23年度で終了することとなりました。
しかしながら、支援センターの機能は今後とも必要であり、各機関が連携しながら、農業の担い手育成を始め、様々な課題に取り組んでまいりたいと考えております。
これに関係して、「担い手と農地の問題」の解決に向けて取り組まれる、集落・地域の皆さんの一助となるよう、新しい施策が用意されました。通称「人・農地プラン」といわれておりますが、農業の将来、特にどのような方が中心となって地域農業を引っ張っていくのか、また青年就農者をどのように地域に定着させていくのかを、集落あるいは複数集落単位で、検討しようとするものでございます。詳細はまだ判明しておりませんが、将来を見据えて積極的に取り組んでいただきたいと考えております。これにつきましても「農業再生協議会」が中心となって推進していく予定でございます。
次に、鳥獣による被害は、営農意欲の減退や不作付地の増加をもたらす一因となっており、鳥獣被害防止対策が必要不可欠となっております。対策の実効性を確保するには、捕獲をはじめとする被害防止活動の担い手として、鳥獣被害防止特別措置法に基づく鳥獣被害対策実施隊を設置したいと考えております。これに関する条例案を後ほど提案させていただきます。

(地産地消の推進について)
次に、地産地消の推進について申し上げます。
「地産地消推進計画」の策定に取り組むにあたって、まずは、木材に関する本町の基本方針(案)と木材利用行動計画(案)を示す段階に至っております。
また「農林水産物」「バイオマス」などについても、順次行動計画の策定に取り組み、地産地消推進条例に定めた「施策の総合的かつ計画的な実施」に努めて参ります。


(林業振興について)
次に、林業振興について申し上げます。
林業を取り巻く環境は、木材価格の低迷並びに林業従事者の減少や高齢化など依然として厳しい状況が続いております。国においては、平成21年12月に「10年後の木材自給率50%以上」を目指して『森林・林業再生プラン』を策定、平成23年度を「森林・林業再生元年」として公共建築物の木造化、木質バイオマスのエネルギー利用、木材輸出等の推進に向け条件整備が進められています。
本町においても、平成22年4月から平成32年3月を目途に計画した「邑南町森林整備計画」を変更し、本町の「森林・林業に関するマスタープラン」と位置づけたいと考えております。


(建設関係事業について)
次に、建設関係の事業について申し上げます。
まず、国県道整備事業でございますが、浜田作木線の雪田工区におきましては、平成24年度には伏谷トンネルを含む一部の区間で供用が開始される見込みであり、鳴滝工区も引き続き工事を進めていただく予定となっております。また、田所国府線の市木工区、甲田作木線の日南川工区につきましても工事着手となる予定でございます。このほか、雪寒事業ならびに交通安全施設整備事業につきましても、継続して実施されることとなっており、一層の事業促進を図っていただくよう要望してまいります。
町道改良事業につきまして、社会資本整備総合交付金の要望どおりの割り当てが非常に厳しい状況ではありますが、継続して事業実施を予定しております4路線に加えて、日南川松木線、西日向線、簾金比羅線、和田線、片田善教寺原線の改良を計画することとしております。
河川砂防事業につきましては、出羽川の三日市工区及び伏谷工区におきまして、引き続き河川拡幅に伴う護岸工事が実施される予定でございます。また、桧ノ迫川の砂防事業におきましても事業実施が予定されております。
県営基幹農道整備事業の徳前農道につきましては、平成24年度で事業完了する見込みでございます。
また、林道整備事業でございますが、県営林道開設事業の三坂小林線を継続して実施される予定となっております。
公営住宅の整備でございますが、住宅の給湯設備整備などの環境改善を目的としたストック改善事業につきましては、引き続き田所地区の十日市団地2棟24戸を実施する予定としております。住宅建築につきましては、中野地区に予定しております森実団地の造成ならびに公営住宅の建築を予定しております。
また、「住まい」のところで述べましたように、市木地区にUIターン者向けの定住促進住宅の整備を新たに計画しております。
住宅の耐震化促進につきましては、平成23年度から一般の木造住宅における耐震性の向上を図ることを目的に、木造住宅耐震診断に対して助成を行ってまいりましたが、平成24年度からは更に、耐震診断に基づく補強計画ならびに耐震改修に対しても助成する予定でございます。


(上下水道事業について)
次に、上下水道事業について申し上げます。
簡易水道事業につきましては、統合簡易水道事業による瑞穂地域内の遠隔監視システムのFTTH切り替え工事を実施いたします。
また、瑞穂西簡易水道及び日貫簡易水道を基幹改良事業により、老朽管路の敷設替え工事を実施いたします。
次に、下水道事業でございますが、合併浄化槽設置工事を本年度は15基の設置を予定しております。
また、農業集落排水事業機能保全を実施いたします。この事業は、農業集落排水施設の長寿命化や施設更新のための機能診断調査を実施し、施設の整備構想を策定するもので、補助率は10/10でございます。


(おおなんケーブルテレビについて)
次に、おおなんケーブルテレビについて申し上げます。
おおなんケーブルテレビは、今年3月末で開局2年目を終了することになります。この2年間で、テレビサービスは173件の増、インターネットサービスは180件の増となり、加入者総数4,746件で世帯加入率 93.8%となっており、県下でもトップクラスの加入率となっております。
本年度は3年目になりますので、自主放送番組はより充実した情報提供ができるよう、地域のコミュニティ活動や学校行事を中心に取材撮影し、多くの皆様に喜んでいただける番組作りを心がけてまいります。
インターネットサービスについては、これまで以上に安定した伝送速度を保てるよう、バックボーンの増速をしてまいります。
IP電話サービスにつきましては、昨年度の年間通話料金が前年度より約1割安くなっておりますので、無料通話の利用が次第に町民の皆様に浸透してきたものと思っております。
行政文字放送やデータ放送、高齢者見守りテレビサービスにつきましても、これまでどおり提供してまいります。また、広域連携線を利用した多チャンネル放送や県下のケーブル局制作番組等も引き続き配信してまいります。
次に、放送センターの運営につきましては、国の補助事業で整備した施設であることから、法的制約を受けておりますが、今年度と来年度の2カ年で指定管理者制度等による法人化、民営化の方向を検討してまいります。この問題につきましては、情報通信施設管理運営委員会や議員の皆様との協議を重ねながら、最善策を求めてまいりたいと考えております。


(携帯電話の通話状況について)
次に、携帯電話の通話状況について申し上げます。
町内の携帯電話の通信環境については、毎年通話エリアの改善が図られ、ほとんどの地域で通話可能になってまいりましたが、依然として全く携帯電話の使えない地域も数集落存在いたします。この通話環境の整備には、通信事業者の理解と協力が不可欠であることから、今後とも該当地域の皆様と共に、通話エリアの拡大を求めてまいりたいと考えております。


(エネルギー施策について)
エネルギー施策についてでございますが、昨年8月に発足させました職員エネルギー政策研究会により研究を進めております。邑南町としての取り組みについて平成24年度中に一定の結論を得る予定でございます。
現在、主として、小水力発電と木質バイオマス利用の2点に絞り調査を行っております。
小水力発電については、町内の具体的な水量と落差のある地点について、実用化の可能性があるかどうか判定するため、新年度予算に調査委託費を計上しております。木質バイオマスについては、木質チップあるいはペレットによる冷暖房等への利用を研究しております。実用化には木質材料の確保が欠かせませんので、実証試験として、23年度に続き、新年度予算において、木材の搬出に対する助成費を計上しております。
また、このエネルギー利用の研究については、包括連携協定を結んでおります、島根大学の協力も得たいと考えております。
以上の研究に先駆けまして、新年度において、省エネ新エネ地域再生事業を実施したいと考えております。これは、地域において、住民主体での省エネルギー、あるいは新エネルギー利用による独創的な取り組みについて、助成しようとするものでございます。地域のアイデア、活力に期待したいと思います。


(保健事業について)
次に、保健事業について申し上げます。
健康づくり活動の推進につきましては、引き続き「健康増進計画」に沿って、事業実施したいと考えております。特に、平成24年度は「健康増進計画」、「がん対策推進計画」、「特定健康診査等実施計画」の最終年度となりますので、各計画の事業評価を行いながら、それぞれの計画の見直しを図ってまいりたいと考えております。
平成24年度の新たな取り組みといたしましては、肺がんとCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の早期発見の取り組みとして、胸部CT検査とCOPD講演会を実施したいと考えております。
また、高齢者の肺炎による死亡率が高いことから、肺炎防止と肺炎に伴う医療費を削減するため、高齢者への肺炎球菌ワクチン接種費用の一部を負担し、ワクチン接種を受けやすい環境整備を図りたいと考えております。


(国民健康保険事業について)
次に、国民健康保険事業について申し上げます。
国民健康保険事業につきましては、合併以来、被保険者の方々のご負担を極力抑えながら、また一方で、平成20年度の後期高齢者医療制度といった大きな制度改正などを受けた結果、国保財政は大変厳しい状況となり、そのため、一人当たりの国保税調定額について、平成21年度に14.4%、翌22年度には32%の上げ幅となる、2年連続の税率改定を行わせていただいたことは、ご承知のとおりでございます。
また、平成23年度からは、算定方式につきまして、応能割の資産割を廃止し、4方式から3方式に変更し、現在に至っております。
こうした中、国保の現状を見ますと、被保険者数の減少傾向と、一人当たり医療費の上昇傾向、この相反する傾向には変化はなく、むしろ厳しくなっていると思われます。
平成23年度の国保運営につきましても大変厳しい状況にあり、本定例会に提案しております4号補正を合わせ、基金を6千9百万円あまり取り崩し、基金残高は 7千9百万円程度まで減少するものと見込まれます。
このような状況を踏まえました平成24年度の当初予算案でございますが、歳出の面では、医療費の推計等を行いまして必要となる経費を算出いたしました。歳入の面では、療養給付費負担金等につきまして所要額を見積もり、その収支不足を補います国保税を、現在の税率に当てはめ計算しましたところ、約5千5百万円の財源不足が見込まれました。
この対応といたしまして、一般会計からの繰入金を2千万円、基金の取り崩しを2千万円、国保税につきましては、税率改定による1千5百万円の増額をお願いする方針で予算を計上いたしました。なお、基金の取り崩しにつきましては、予備費分を追加し、約3千万円としております。
今回の国保税率の改定につきましては、課税標準の伸びと被保険者数の減少を考慮した一人当たり調定額で12.57%、標準世帯に当てはめた場合は10%程度の増加となります。
今後も厳しい国保運営が想定されますが、一般会計の支援を行いながら、基金の使用と国保税率の改定に十分注意を払い、運営していきたいと考えております。
なお、今回の国保税率の改定につきまして、条例の一部改正を本定例会に提案しておりますが、この保険税率の最終決定につきましては、7月の本算定での決定となりますので、医療費の今後の動向を見極め、適切な対応を行いたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。


(後期高齢者医療保険料の改定について)
次に、後期高齢者医療保険料の改定について申し上げます。
2月15日に、島根県後期高齢者医療広域連合議会が開催され、平成24年度から2年間の後期高齢者医療保険料率について、均等割を1,850円増の41,520円に、所得割を1.06%増の8.41%に変更する保険料率の改定が議決され、同日付けで条例が公布されました。
このことにより、一人当たり平均保険料は7.4%増加いたします。
後期高齢者医療は平成20年度から始まっており、保険料率は2年ごとに設定されますが、前回の改定期であります平成22年度は、厚生労働省より保険料率据え置きの指示があり、本県では必要額に対して剰余金を充当することで据え置いております。
今回2回目の改定期を迎えるにあたり、厚生労働省の「現制度の廃止は最短でも平成25年度末」との発表や、現制度の廃止法案について先行きがはっきりしていなかったことから、平成26年度以降も継続される可能性がありましたので、保険料率を改定することとされたものであります。
改定率の決定につきましては、剰余金と県財政安定化基金を使用しながら、大きな上昇とならないよう、平成24年度が7.4%、平成26年度以降が8%代後半の上昇が計画されております。
本町といたしましては、今回の改定につきまして、十分に周知を行い、混乱を生じないよう努めてまいりたいと考えております。


(町内全家屋の一斉調査について)
次に、町内全家屋の一斉調査について申し上げます。
平成21年度より実施してまいりました調査が、ほぼ終了いたしました。この調査で明らかとなりました未評価部分は、本年度の課税より反映させていただきます。なお、滅失部分については、随時に課税抹消してまいりました。
この調査事業により、実態にあった適正かつ公正な固定資産税の賦課が果たされました。今後とも、家屋の異動を的確に把握することが重要であると考えますので、引き続き町民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

(防災、危機管理について)
次に、防災、危機管理の強化について申し上げます。
安心・安全の町づくりに向け、防災体制の整備に努めていく必要があります。新年度において、老朽化が進んでいる広域消防瑞穂出張所の改築を計画しております。
また、平成22年度に取り組みを強化した結果、各自治会において自主防災に対する組織化が活発になってきております。平成23年度、11名の防災士が誕生いたしましたが、今後も引き続き防災士を養成することとし、各自治会に2名程度の資格取得者を目指してまいります。今後、防災の啓発活動や災害時にご活躍いただけるものと期待しております。
併せて、自然災害等に的確に対応するため、又、あらゆるリスクについて啓発や研究を深めることを目的に、新年度において、危機管理課を新たに設置することにいたしました。安心・安全のまちづくりに職員一丸となり取り組んでまいります。


(学校教育について)
次に、学校教育について申し上げます。
年次計画により安心安全な教育環境を確保するために、今年度は宇都井線のスクールバスを更新することとしております。
また、住民に光を注ぐ交付金による基金繰り入れ事業の最終年度になります。
これは、子どもの自立支援のための中学生を対象とした進路を考える学習機会の提供や、英語や数学などの学力向上対策、また教育支援センター「たけのこ学級」の支援員の配置によるきめこまかな体制の充実や、学校図書館読書活動推進のための図書コーディネーター設置をすることとしております。
また、笑顔キラキラ事業として低学年複式支援員・学習支援員・生活支援委員の配置や、学校図書館司書を配置することも含め、「日本一の子育て村構想」の実現の一助とするための教育予算案につきましても、ソフト予算配分を手厚くさせていただいております。


(生涯学習について)
次に、生涯学習について申し上げます。
引き続き、生涯学習や地域づくりの拠点としての公民館の機能充実を図り、住民主体の学びと人づくり、住民自治の地域づくりの支援、人権・平和の町づくりに努めてまいりたいと考えております。
また、社会教育施設の耐震化につきましては、耐震診断で「地震の振動及び衝撃に対して倒壊、又は崩壊する危険性が高い」ことが判明した山村開発センター(田所公民館)につきましては、やむなく取り壊して平成24・25年度の2カ年で、新たに現在地に建築することといたしました。また、井原公民館体育館部分につきましては耐震補強工事を実施いたします。
次に、久喜・大林銀山につきましては、国庫補助事業により平成24年度から3カ年かけて、製練所跡の地形測量、発掘調査、間歩の分布調査、鉱物等の化学分析調査、文献調査等に取り組んで行くこととし、平成24年度は製練所跡の地形測量、発掘調査、間歩の分布調査等を実施することといたしております。


(平成24年度当初予算案について)
最後に、平成24年度当初予算案について申し上げます。
まず、一般会計当初予算案についてでございます。歳入総額の約6割を占めておりますのが地方交付税でございます。
そのうち、普通交付税は、前年度当初予算比2.4%増の62億3千1百万円を見込んでおります。また、臨時財政対策債を前年度当初予算比16.4%減の3億6百万円見込んでおります。
以上の普通交付税と臨時財政対策債を合わせた、普通交付税関連歳入では、前年度当初予算比1.4%の増の65億3千7百万円を計上しております。増加する要因としては、公債費の増に伴う、公債費分の基準財政需要額の増、また、これまで経済対策で算入されておりました費目であります、「地方再生対策費」や「雇用対策・地域資源活用推進費」が整理統合されて、新たに「地域経済・雇用対策費」という費目が作られ、人口密度等邑南町としては有利な係数が使われることとなったことによる基準財政需要額の増であります。
特別交付税につきましては、前年度当初予算比10%増の5億5千万円を見込んでおります。増加の要因といたしましては、平成23年度から特別交付税を段階的に減額される予定であった措置が、東日本大震災のため3年間延期されたこと、また、地域おこし協力隊に係る算入の増加を見込んでいること、などによるものでございます。
その他の歳入では、町税や各交付金の減少や、経済対策の終了による県補助金の減少を見込んでおりますが、地方交付税の増加により、歳入全体では前年度に近い歳入を確保できる見込みでございます。
とはいえ、合併による普通交付税の(満額の)優遇措置は平成24年度を含め、あと3年しか受けることができませんので、今後も国の財政の動向を見ながら、慎重に対応していくことが必要と考えております。
そして、健全財政の維持には収支均衡と将来負担の軽減が重要となってきます。そのため、起債発行につきましても、引き続き抑制を図り、前年度当初予算比6.0%減の13億4千7百60万円としております。この額から、将来の償還に対して全額交付税措置される予定の臨時財政対策債、そして、既に償還の実質町負担分を減債基金に積み立てております過疎ソフト事業に係る過疎債を除きますと、8億5千5百60万円となり、起債発行の目安としております5億円を超過いたしますが、超過分につきましては、平成23年度一般会計補正予算第5号において、将来の償還に備え町の実質負担分を減債基金に積み立てることとしております。
歳出面につきましては、国の経済対策がほぼ終了したなかで、引き続き財政需要が多く予算編成に苦慮いたしましたが、23年度からスタートさせております「日本一の子育て村」事業、定住対策、農商工連携事業、あるいは農林業振興や安全安心のまちづくりに重点を置いて予算計上しております。
また、普通建設事業の主なものは、耐震診断結果に基づく田所の山村開発センター建設事業に約2億3千万円、口羽保育所改築事業に約1億8千万円、道路整備事業に約4億9千5百万円、公営住宅建設改良工事に約2億1千7百万円、林道整備及び造林事業に約5千9百万円、井原公民館耐震補強工事約1千2百万円、石見中学校の大規模改修工事2千万円などの予算を計上しております。
こうした中で、平成24年度一般会計当初予算は、 115億9千5百万円で、前年度当初予算と比較しますと、4千5百万円、率にして0.4%の減となっております。
以下、特別会計は、国民健康保険事業特別会計が15億3千7百万円で4.7%の増、国民健康保険直営診療所事業特別会計が9千5百90万円で1.7%の減、 後期高齢者医療事業特別会計が3億5千9百万円で0.1%の減、簡易水道事業特別会計が6億8千2百60万円で2.8%の増、下水道事業特別会計が10億1千7百万円で0.3%の増、電気通信事業特別会計が4億3百90万円で15.6%の増となっております。
一般会計、特別会計を合わせた全体では156億9千40万円となり、対前年度比0.6%の増額となっております。


(職員定数及び人件費について)
最後に、職員定数及び人件費について申し上げます。
職員定数につきましては、定員適正化計画などに基づき合併後全体数を減じてきておりますが、新年度に向けて事務事業など精査し、現時点における必要な定数を見直し、職員定数条例を一部改正する議案を提案しております。
また、ここ数年、財政事情を勘案して臨時的に特別職の給与について減額しておりましたが、この度、その減額をもう一年継続させていただくことにいたしました。

以上、当面の町政運営に望む私の基本的な考え方と、主要な施策について申し上げましたが、二期目最終年度を迎えるにあたり、今まで以上に町民との対話を大事にし、行政課題に的確に対処するべく、全精力を傾注してまいる所存でございます。
何卒、議員各位と町民の皆様の率直なご意見とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

なお、本定例会に提案いたします議案は、条例案20件、補正予算案6件、当初予算案7件、その他の議案12件、合わせて45件としております。諸議案の詳細につきましては、後ほど担当課長から説明させることといたしております。
何卒、慎重にご審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

石橋良治町長  平成24年3月議会定例会一般行政報告    平成24年3月議会定例会一般行政報告(214KBytes)

一般行政報告

第2回邑南町議会定例会の開会にあたり、12月議会定例会以降の行政執行の主なものについて、ご報告いたします。


(矢上高等学校の振興について)
始めに、矢上高等学校の振興について申し上げます。
矢上高等学校の平成24年度の入学志願者数は、定員120人に対し102人で、実質競争率0.85倍と聞いております。実際の入学者については、23年度は104人、24年度も目標の100人を超える見込みであり、ひとまず喜んでおるところでございます。これも地域の皆さんのご支援の賜物と感謝申し上げる次第でございます。


(生活交通確保対策について)
次に、町営バス邑南川本線につきましては、石見交通バスの廃止に伴い、平成23年4月1日から運行を開始しております。ここ1年の利用者数は、延べ38,000人となる見込みでございます。
今後とも、利用促進を図りながら、邑南川本線を始め全ての町営バスの更なる利便性の向上に努めてまいります。


(いこいの村しまね客室窓サッシの改修について)
次に、「いこいの村しまね」客室の窓サッシ改修工事について申し上げます。
当初契約分の3・4階の客室窓サッシの工事を1月中で終え、現在、変更契約分の追加工事を行っております。
地下1階渡り廊下及び2階多目的室と倉庫の窓サッシ改修、3・4階の室内と廊下の手摺り取替工事ですが、3月上旬には竣工する予定でございます。


(耕すシェフの研修制度について)
次に、耕すシェフの研修制度について申し上げます。
総務省の地域おこし協力隊活用事業を利用した、耕すシェフの研修制度については、第2期生として1月31日を期限に全国募集を行ったところ3人から応募があり、現在選考中でございます。


(魅力発信イベントについて)
次に、魅力発信イベントについて申し上げます。
1月21日から22日の2日間、15回目となる「島根ふるさとフェア」が広島県立総合体育館を主会場に開催され、本町からも各生産・加工団体の協力を得ながら、  特産品の販売から町のPR、郷土芸能の披露などを行いました。両日の来場者は18万1千人との報告を受けており、本町のブースには行列ができるほどの盛況ぶりで、邑南町の魅力発信ができたと思っております。


(各種講座の開催について)
次に、邑南町雇用創造推進協議会が主催する、各種養成講座等について申し上げます。
邑南町雇用創造推進協議会では、厚生労働省の委託事業による各種講座等を、1月上旬から3月下旬にかけて開催しております。
「耕す企業家育成塾」を10講座、「A級グルメ担い手養成塾」を9講座、「商品開発デザイナー育成塾」を5講座、「A級グルメプロデューサー養成講座」を3講座、「メディアから見たA級グルメ座談会」を1講座、また、「映画による地域の魅力発信講演会」を1回、  「婚活セミナー及びパーティー」を1回開催しております。いずれも全国で活躍中の講師陣で、今後の農や食に関する起業家の育成や産業の活性化を目指します。


(農林業振興について)
次に、農林業振興について申し上げます。
3月1日、農業活性化支援センター、水田農業推進協議会、農用地利活用推進協議会、及び農地集積円滑化団体の四つの機能を統合した、新たな「邑南町農業活性化支援センター」を設立いたしました。
これは戸別所得補償制度の創設を契機として、各機関の連携体制の構築、米の需給調整、農地の利用集積、耕作放棄地の再生利用、担い手の育成・確保等の活動を総合的に推進することを目的としたものでございます。
次に、平成24年産米の需給調整の取りまとめ状況でございますが、一昨年島根県内の配分ルールが変更になり、本来邑南町の24年産米は昨年に比べ約30㌶減少する予定でございましたが、県内諸事情により、今年は昨年比15㌶の増加となり、1,113㌶の作付が可能となりました。このため、希望どおりの作付けが可能となりましたが、平成25年以降については減少する見込みであり、その対策を農林振興課に指示しております。
次に、新年度からスタートする「農地・水保全管理支払交付金」につきましては、すでに地域別代表者説明会、及び地区別農家説明会を開催しており、多くの集落が取り組めるよう支援に努めております。
次に、地産地消・林業振興についてでございますが、地産地消の重点推進項目(給食・木材・堆肥)の一つ、木材利用については、邑南町産材利用促進協議会において、昨年11月1日より林地残材の搬出支援等について実証試験を実施しておりますが、1月末現在8件(団体4・個人4)の出荷者登録があり、約60㌧が搬出されております。
次に、邑南町森林整備計画につきましては、平成23年4月に国の森林法が一部改正されたことを受け、昨年4月から島根県の指導を受けながら関係者との協議を重ね、見直し作業をおこなってまいりました。平成24年4月の公表に向け所定の手続きを進めております。


(高齢者福祉について)
次に、特別養護老人ホーム「桃源の家」の建て替えについて申し上げます。
1月末竣工を目指して建て替え工事を進めてこられたところでありますが、2度にわたる工期変更により3月下旬に竣工の見込みとなり、4月下旬には利用者の移動をされ、平成24年5月1日から民設民営で運営される予定でございます。
新たな特別養護老人ホーム「桃源の家」は、100床全室ユニットケアとなり、入所者は個性とプライバシーが確保された生活空間のなかで質の高いサービスが提供されるとともに、交流スペースを中心に他の入所者や地域の方と相互交流が図られるものと考えております。

(まめなか地域健康医療ネットワーク構築事業)
次に、まめなか地域健康医療ネットワーク構築事業について申し上げます。
昨年度から町民の健康づくりを推進するため、インターネットを利用した「おおなん元気ネット」を開設し、会員を募集し活用を推進しているところでございますが、3月でシステム開発と活用整備事業が終了いたします。
今後も引続き、おおなん元気ネットをより利用しやすいものにしていくとともに、多くの町民の皆さまが、健康づくりに活用して頂きますよう、周知していきたいと考えております。


(邑智病院について)
 次に、公立邑智病院の運営状況についてご報告致します。
平成23年度当初は、泌尿器科常勤医師の退職による影響を受け患者数が減少しておりましたが、新たな医師を中心に、医局員のチームワークが高まってきた夏以降は患者数が増加しております。1月までの診療実績につきましては、一日平均患者数が、外来211.6人、入院   64.4人となり、昨年同期と比べますと、外来が4.6人増、入院につきましては4.2人の増と、いずれも増加しております。
次に、主な医療機器、施設整備の状況でございますが、平成12年3月に導入したマルチスライスCT装置ですが、島根県医療連携体制確保設備整備費補助金を活用し更新したところであります。このCT装置は、少ない被爆線量で高精細な画像が撮影できる64列マルチスライスCT装置であり、邑智病院が担う急性期医療、救急医療、検診業務の質が向上すると期待しているところであります。
また、平成10年から使用しております人工透析機器の更新、及び昭和58年の建築で老朽化が著しい医師住宅2棟の改修につきましては3月末に完了予定でございます。今後も、赴任される医師に快適な居住環境を提供できるよう、計画的に改修工事を行う予定であります。
次に、ドクターヘリの利用状況でございますが、昨年6月の運行開始から半年間で、当院からの転院搬送に13回飛行し、県内総合病院の他、2回は広島市内の総合病院への転院搬送でございました。また、救急現場付近への着陸が困難な場合には、邑智病院のヘリポートを中継場所として活用することにより、救急患者の救命率の向上に努めていただいております。


(上下水道事業について)
次に、上下水道事業について申し上げます。
まず、簡易水道事業でございますが、瑞穂東簡易水道円の板浄水場改修工事は、12月中旬に完成いたしました。
日貫簡易水道基幹改良事業の配水管布設工事は1月末に、同事業の橋梁添架工事と日貫浄水場整備工事、瑞穂西簡易水道基幹改良事業の配水管布設工事、また、統合簡易水道事業による日和簡易水道ならびに矢上簡易水道の遠方監視制御設備設置工事、邑南町簡易水道施設管路診断業務、いづれにつきましても3月末に完了の予定でございます。
次に、下水道事業でございますが、矢上地内の公共下水道舗装復旧工事は、10月末に完成いたしております。
農業集落排水処理施設の遠方監視装置改造工事、及び合併浄化槽設置工事は3月末に完成の予定でございます。


(建設関係事業について)
次に、建設関係の事業について申し上げます。
まず、県道改良事業でございますが、浜田作木線におきましては雪田工区の伏谷トンネルが間もなく完成する運びとなり、鳴滝工区も予定どおり順調に工事が進んでおります。一方、新規に事業着手となりました甲田作木線の日南川工区と田所国府線の市木工区におきましては、着工に向けての実施設計ならびに用地測量が完了したところでございます。
また、県営林道事業の川本布施線の開設事業につきましては、邑南町側の事業が完了いたします。
次に、町道改良事業でございますが、大町原猪子山線と田代有安線の2路線が今年度で完了いたします。また、亀谷中農道も完了いたします。
次に、公営住宅の整備でございますが、居住環境の改善を目的としたストック改善事業を実施しました田所地区の十日市団地2棟24戸の整備が完了いたしました。
次に、除雪事業でございますが、今シーズンは例年になく厳しい寒波が次々と襲来し、除雪経費が現計予算では対応できない状況となっておりますので、補正予算において増額をお願いしております。


(災害時等におけるケーブルテレビ事業者との相互協力に関する協定について)
災害の発生に備えて災害による被害を軽減するため、また、災害発生時に町民の皆様に迅速かつ正確な情報を伝達する災害情報の放送を行うため、災害時等におけるケーブルテレビ事業者との相互協力に関する協定を、島根県県央県土整備事務所、邑南町及び邑南町ケーブルテレビ放送センターの3者で結ぶため、来る3月7日に調印式を行う予定にしております。
今後は、災害時の情報の提供及び伝達、また平常時の防災知識の普及啓発等、お互いに協力し合って行っていきたいと考えております。


(邑南町特別支援連携協議会について)
次に、邑南町特別支援連携協議会について申し上げます。
発達障害者支援法に基づき、邑南町では特別な支援が必要な子どもとその家族に対し、関係機関が連携した総合的な相談支援体制として、特別支援相談ネットワークを構築し、その実効ある実現のための邑南町特別支援連携協議会を組織されておりますが、2月24日には、約50人の参加により総会が開催され、支援体制の連携強化について確認されております。


(邑南町の教育のありかた検討委員会について)
次に、邑南町の教育のありかた検討委員会について申し上げます。
昨年、5月来これまで9回の検討委員会が開催され、早々に教育委員会に対して答申が出される予定であると聞いております。
今後につきましては、教育委員会として新年度に向け答申を受けて、「邑南町の教育のあり方」についての考え方が示されるようです。
これまで、検討委員会にご参加いただきました委員の皆さん、助言いただきました3名の専門家の皆さん、ファシリテーター花輪さんに謝意を申し上げる次第でございます。


(学校表彰関係について)
次に、学校関係の表彰について申し上げます。
石見中学校は、図書貸出数及び学校図書館を活用した授業実践が模範的な取組として評価され、島根県の「平成23年度優れた教育活動表彰」を受賞いたしました。
また、しまね学校図書館活用コンクールにおいても優秀賞を受賞しております。
日貫小学校は、学校を挙げての予防や啓発活動が評価され、社団法人日本学校歯科医会から「全日本学校歯科保健優良校表彰」と、島根県から「学校歯科保健優良学校表彰」を受賞いたしました。


(学校給食について)
次に、学校給食用牛乳につきまして、邑南町教育委員会は、「学校給食用牛乳供給の見積価格提出者に係わる意見聴衆会」に対して、邑南町産の牛乳取引をしているグリコ乳業株式会社を選定されるよう意見具申をしてきましたが、1月27日の「意見徴収会」において、グリコ乳業株式会社が見積価格提出者として5者の内の1業者として選定されております。
今後は、グリコ乳業株式会社の努力による契約の可能性への道が開かれたことをご報告し、邑南町産の牛乳の供給を期待するものでございます。


(生涯学習関係について)
次に、生涯学習関係について申し上げます。
本年度で3回目の開催となります「おおなんドリーム学びの集い」を2月25日開催いたしました。今年度は夢づくりプラン推進事業、ふるさと教育、食育、地域力醸成プログラム等それぞれの取り組みや成果について発表し、これからの邑南町の町づくりや絆づくりについて、約100名の方が集い、活発な意見交換が行われたところでございます。
3月10日には「ふかめよう!親子の絆」をテーマに保育所、子育てサークル地域ボランティア団体等の協力を得て、「わくわくフェスタ」を開催いたします。当日は多くの親子、保護者が参加される予定でございます。
また、2月2日に行われた第19回しまね景観賞公共建築物部門で、矢上交流センターが優秀賞を受賞、民間建築物部門では井原に所在します茅葺き屋根の服部秀人邸が受賞されました。
また、2月16日に井原公民館が活動を評価され、島根県優良公民館表彰を受賞、田岡清高原公民館長が優良公民館職員表彰を受賞されましたのでご報告いたします。


(テレビ番組の放送決定について)
最後に、テレビ番組の放送決定について申し上げます。
元気館開館以来要望しておりました、「NHKのど自慢」の開催が決定いたしました。
6月2日出場予選会、6月3日に公開生放送が開催されます。この機会に邑南町の情報を全国に発信しますとともに、多くの方々に参加していただきたいと思っております。
また、民放で放送されておりますバラエティ番組、「もてもてナインティナイン」の参加自治体募集に応募しましたところ、2月下旬に決定の通知があり、邑南町としても全面的に協力する意向を示し、ただいまその撮影に向かって着々と準備が進んでおります。町内の男性を全国に紹介し、全国から女性が邑南町へ来てお見合いをするという趣旨の番組でございます。3月中旬に男性を紹介する放送がされ、4月中旬にお見合いイベントが実施される予定でございます。

以上、3月議会定例会にあたりましての行政報告とさせていただきます。

 

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