邑南町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しました。

最終更新日:2019年12月1日

 平成27年10月28日、「まち・ひと・しごと創生法」第10条の「市町村まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。 

 平成28年8月、12地域の地区別戦略(既掲載分4地区→8地区追記)を「第4章 12公民館単位の地区別戦略の推進」に掲載しました。


1.ダウンロード

邑南町人口ビジョン(PDF/3MB) (地方人口ビジョン)

明日(みらい)が見える・地域が輝く邑南戦略(PDF/1MB) (平成27年10月制定 地方版総合戦略)

明日(みらい)が見える・地域が輝く邑南戦略・追記(PDF/2MB) (平成28年8月追記 地方版総合戦略 地区別戦略追記版)

2.総合戦略の概要

(1)人口の将来展望

 2060年(平成72年)に1万人の人口維持を目指します。

(2)目標

 【基本目標1:みんなの「ふるさと」となるまち】
  転入者数 毎年地域で新たに64人(20代夫婦12組、30第夫婦と子ども2人世帯)の確保

 【基本目標2:「家族と暮らしたい」と思えるまち】
  出生数 毎年80人の確保(最終目標100人)

 【基本目標3:たくさんの「出会い」があるまち】
  観光入込客 年間100万人の確保
  (島根県観光動態調査に加え、道の駅瑞穂等、邑南町独自の調査分含む)

  注:対象期間:2015年(平成27年)~2019年(平成31年)

(3)推進体制及び進捗管理

  本総合戦略の推進にあたっては、施策の効果を客観的に検証できる指標(重要業績評価指標(KPI))を設定し、PDCAサイクル(注)により、実効性を高めます。
 注:PDCAサイクル…施策の管理手法の一つ。計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Action)という4段階の活動を繰り返し
  行うことで、継続的に施策を改善していく手法。

 検証機関:町議会及び邑南町版総合戦略有識者会議

(4)地区別戦略について

 地区別戦略は、地域住民のみなさんが主体となって事業を実施いただくものです。 
 人口減少に歯止めをかけるためには、地域との協働による取り組みが不可欠であると考え、12の公民館エリアにおいて地域に根差した特色ある人口減少対策を提案していただくようお願いしました。

 平成28年6月に最後の地区から戦略が提出され、全12地域の地区別戦略がそろいました。

 有識者会議、議会での確認を経て平成28年8月に一部改訂が承認されました。

 本町では、具体的な事業化に向けて相談体制の整備、学習機会の提供、予算の確保等を行い、地域と一体となって取り組みます。

 【提案事業について】
  ハード事業、ソフト事業ともに可ですが、次の3つの条件をお願いしております。

  1. 地域の人口減少に歯止めをかけるための事業であること(交流人口の増加を図る事業を含む)
  2. 地域住民が主体となって実施する事業であること(公共施設等の整備を伴う場合はその運営を地域住民組織等が主体となって行うものであること)
  3. 各自治会及び自治連合会等で了承されていること

3.総合戦略策定までの経過

経過一覧
内容 概要 実施日
(平成27年度)
結果
町政座談会 町内公民館でワークショップ形式で意見をいただきました(全12回)。 5月11日(月曜日)
~6月2日(火曜日)
参加者468名、意見数2,000超
町政座談会とりまとめ(PDF/370KB)
 
アンケート調査
  1. 人口ビジョン・総合戦略策定のためのアンケート調査
     (対象者:20歳以上の町民から無作為抽出。)
  2. 定住・移住に関するアンケート調査
     (対象者:平成22年度以降に転入された町民から無作為抽出。)

6月11日(木曜日)
~6月26日(金曜日)

  1. 2000人中992人回答(49.6%)
  2. 230人中106人回答(46.1%)

アンケート集計結果(PDF/5MB)
 

町民大学(第1講) 明治大学 小田切徳美教授による講演会 7月3日(金曜日) 参加者約200人
邑南町商工会青年部
による提言
商工会青年部のみなさんがワークショップを行い、総合戦略に関する提言をしていただきました。 7月14日(火曜日) 参加者20人
日本一の子育て村
推進本部(合同部会)
子育てに関する各種団体の実務者及び公募による委員から総合戦略に関する意見をいただきました。 7月21日(火曜日) 参加者29人
地区別戦略提案
(第1回締切)
12の公民館エリアにおいてこれまで積み上げられてきた議論を踏まえ、地域に根差した特色ある
人口減少対策を提案していただきました。
7月31日(金曜日) 提案4地区
(口羽、出羽、井原、日貫)
起業支援センター
ワークショップ
起業支援センターの委員による意見交換を行いました。 8月7日(金曜日) 参加者14人
第1回邑南町版総合
戦略有識者会議
産・官・学・金・労・言の各分野の有識者から人口ビジョンに関する意見をいただきました。 8月17日(月曜日) 参加者10人
第2回邑南町版総合
戦略有識者会議
産・官・学・金・労・言の各分野の有識者から 総合戦略に関する意見をいただきました。 10月2日(金曜日) 参加者10人
日本一の子育て村
推進本部(本部会議)
子育てに関する各種団体の代表者及び公募による委員から総合戦略に関する意見をいただきました。  10月15日(木曜日) 参加者23人

4.町長挨拶

 本町は、2004年(平成16年)の合併以来「和」のまちづくりを目指して「夢響きあう元気の郷づくり」をテーマに新しいまちの基盤づくりを進めてまいりました。また、2007年(平成19年)には、まちづくりの基本理念を示した「まちづくり基本条例」を制定し、町民主体のまちづくりを促進しているところです。

 この間、厳しい財政状況に直面しながらも、町民の皆さまのご協力により、福祉の向上や地域課題解決のための各種事業を実施してまいりました。

 2011年(平成23年)には「日本一の子育て村構想」を掲げて子育て世代にやさしく暮らしやすいまちづくりを進めるとともに、ここでしか味わえない食や体験を「A級グルメ」と定義した「A級グルメ構想」を掲げ、新しい仕事づくりに取り組むことで、人口の社会増や出生率の上昇など、一定の成果がみられるようになってきました。

 一方、国においては、少子高齢化の進展が将来の社会に対して大きな重荷となるという危機感から、2014年(平成26年)に「まち・ひと・しごと創生法」が施行され、国を挙げて人口減少社会に歯止めをかけるための長期ビジョン及び総合戦略が示されました。そして、地方自治体に対しても総合戦略の策定が求められたところです。

 本町においては、合併以前も含めて長年にわたり過疎化による人口減少や高齢化問題を重点課題に掲げて対策を行っていますが、国においても人口減少対策が重要課題に掲げられ、各種施策が推進されることになりました。本町は、これまでに実施してきた様々な施策を拡充できるチャンスととらえ、邑南町版総合戦略を策定することとしました。

 12公民館単位での座談会、各種団体との意見交換会、有識者会議、町議会などにおいて多くのご意見をいただき、ここに邑南町版まち・ひと・しごと創生総合戦略である「明日(みらい)が見える・地域が輝く邑南戦略」を策定しました。

 本町には、豊かな自然環境、個性のある伝統文化、地域に根ざした教育環境や暮らしぶりなど、誇りあるふるさとの資源がたくさんあります。これらの邑南町らしさを結びつけることで「暮らしてみたい」「帰ってきたい」「暮らしてよかった」「暮らし続けたい」と思われるようなまちづくりを進めたいと考えております。

 本総合戦略では、多くの施策を掲げておりますが、行政だけでこれらを実現していくのは不可能であり、「まちづくり基本条例」に則った、町民の皆さまとの協働による取り組みが益々重要になってまいります。町民、地域団体、企業、それぞれの立場で積極的に参画いただき、本総合戦略の実現にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

平成27年10月 邑南町長 石橋良治

5.邑南町版まち・ひと・しごと創生総合戦略と地方創生推進交付金事業の効果検証

 邑南町版まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げる施策および国の地方創生推進交付金事業については、実効性を確保するため重要業績評価指数(KPI)を設定しています。KPIに対する成果について、「邑南町まち・ひと・しごと創生本部」有識者による評価検証を行いましたので、公表します。

≪評価検証結果≫

■平成29年度 

 邑南町版まち・ひと・しごと創生総合戦略の効果検証

 地方創生推進交付金事業の効果検証

 

■平成30年度

 邑南町版まち・ひと・しごと創生総合戦略の効果検証

 地方創生推進交付金の効果検証

  ・SATOYAMA MOVEMENT

  ・活力ある農業づくり事業

お問い合わせ先

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