令和7年度回答分
最終更新日:2025年4月28日
このページでは、「町長への手紙」に寄せられたご意見に対しての回答を掲載しています。
※個人を特定できる情報など公開できないものを除き、原則公開します。
※質問については、要約しています。
- 食の学校の活用について(地域の加工場や交流の場としての活用について)
- 学校の統廃合における意思決定過程における町PTA連合会の活用について
- 再生可能エネルギー及び電気の地産地消について
- 石見交通 銀山バスの利用促進について
- 就学援助費の支払い時期について
(1)食の学校の活用について(地域の加工場や交流の場としての活用について)
令和4年度から教育委員会が所管しており、食育事業の展開を行う場所として検討してきました。令和6年度については、日和地区総合振興協議会、学校栄養士、保育所栄養士、矢上高校、産直市、日和公民館、関係課の代表等が集まり、今後の活用についての意見交換会を行いました。意見交換会の中で、実際に食の学校を活用しながら検討して欲しいという要望があり、食育イベントを「食の学校」において3回行いました。その中で、アンケート調査にて参加者に今後の活用方法ついても行ったところ、魚料理や親子で調理を行う等の食育イベントを行って欲しいという意見などがありました。
しかしながら、教育委員会としては、公民館でも同様なイベントを行っておりますので、「食の学校」という場所で限定して開催しなくても良いと考えております。
現実的に「食の学校」の建物内には、調理台以外には何も無い(コンロ・冷蔵庫・レンジ・鍋・包丁など調理器具は一切ない)状態でありますが、現状の状態での利用であれば、誰でも利用できますので、ご活用をください。また、提案のありました地域の加工場として、または、交流の場としての活用については、少し時間をかけて検討させてください。
(2)学校の統廃合における意思決定過程における町PTA連合会の活用について
『邑南町の小中学校の統廃合を考える時、町民全体に問う前に、まずはたたき台を用意する場として町PTA連合会を活用することは様々な学校ごとの文化や、問題点、子供たちの様子、地域の学校とのつながり方の現状などをずれのないものとして行政が吸い上げるためには最も良いプラットフォームかと思います。』とご提案をいただきました。
令和7年度より、児童生徒数の減少や学校施設の老朽化等を踏まえ、邑南町の理想の学びの環境の提供を最優先に、小中学校の在り方について検討してまいります。具体的には、次のスケジュールで小中学校の在り方について基本方針を決定していく予定です。
〇令和7年度:検討委員会の開催と報告書の提出
小中学校の在り方について検討委員会を通じて議論を進め、令和7年度中に報告書を提出予定です。
〇令和8年度:基本方針の決定に向けた意見収集と協議
検討委員会より報告書の提出後、保護者、児童生徒、教員の皆さんをはじめ、地域の皆さんより意見をいただき、邑南町の小中学校の在り方の基本方針を決定します。
〇PTA連合会の皆さまへのお願い
PTA連合会の皆さまのご意見は、小学校の統廃合やコミュニティ・スクールなど今後の学校の在り方を決定していく過程で重要なものと考えておりますので、ご提案のとおり町PTA連合会のみなさんのご協力をいただく方法を考えてまいります。
(3)再生可能エネルギー及び電気の地産地消について
エネルギーの地産地消の取り組みについては、出前講座で説明を行っておりますので、オレンジカフェ等の場で説明を行うことは、担当課である医療福祉政策課に相談の上、事前にお申し込みをいただくことで可能でございます。
PPAについては年代や介護の有無にかかわらず、希望される方を対象(令和6年度までは、矢上、中野、田所?令和7年度は全地域)とさせていただいております。ガレージを含め設置場所への補助はいたしておりませんが、既存の屋根等への太陽光パネルの設置について、まずはご相談をいただければと思います。
また、ご提案いただいた「災害時の対応のため、在宅介護や酸素吸入されている人の家において、PPAにより太陽光パネルをガレージ等に優先的に設置すること」については、有益な提案であると考えています。災害時の要介護者への支援等の一環として今後の検討課題とさせてください。
(4)石見交通 銀山バスの利用促進について
現時点で石見交通の石見銀山号について、邑南町では特段の周知活動は行ってはおりません。石見交通に利用促進の取り組みについて確認をしたところ、会社としても周知活動は行っていないとの回答でした。しかしながら、石見交通としましては、沿線自治体と周知活動について検討をしていきたいとの意向がございましたので、今後は邑南町だけで無く、島根県、大田市、川本町などを交えて会社との協議を検討してまいりたいと考えております。
また、島根県観光連盟では、広島市~大田市間を結ぶ高速バス「石見銀山号」について、県の観光情報サイト「しまね観光ナビ」で紹介するなど情報発信の他、インバウンド旅行者の誘客を目的とした外国人を対象にした料金割引等の取り組みを行っています。
今後は、令和9年7月に「石見銀山遺跡とその文化的景観」世界遺産登録20周年・石見銀山発見500年記念事業が計画されていることから、県と大田市など周辺自治体と自治体と協力しながら、広島を含む山陽圏域からの誘客を進めるとともに、「道の駅邑南の里」のリニューアルなど、継続して地域の情報発信を行い銀山バスの利用促進と観光客の誘致を行っていきます。
(5)就学援助費の支払い時期について
就学援助費のうち入学時に必要な学用品を購入する費用の援助については、立て替え払いがないように、前年度に申請して入学前の2月下旬ごろに支給させていただいてます。
ただし、入学後に新たに認定された場合には、所得の確認が必要となり7月の支給となるため、一時的にご家庭で立て替えていただく必要が生じる場合がありますので、ご理解をお願いします。
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