帯状疱疹予防接種について

最終更新日:2025年7月4日

   令和7年度から65歳の方などへ帯状疱疹ワクチンの予防接種が、予防接種法に基づく定期予防接種の対象になりました。

帯状疱疹とは

 帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。

定帯状疱疹について詳しくは、厚生労働省のホームページまたは、リーフレットをご覧ください。

    ・厚生労働省ホームページは、こちら(外部サイトへ) 

  ・帯状疱疹リーフレットは、こちら(リーフレットが表示されます)

定期接種対象者

 邑南町に住民票がある次の方へ予診票を個別に送付します。

(1)年度中に65歳を迎える方

(2)60~64歳でヒト免疫不全ウイルス(HIV)により免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

(3)令和7年度から令和11年度の5年間の経過措置として、その年度内に70、75、80、85、90、95、100歳となる方

(4)100歳以上の方については、令和7年度に限り全員対象

 【参考:令和7年度対象者の生年月日】

 65歳になる方

 昭和35年4月2日~

  昭和36年4月1日生まれ

 70歳になる方

 昭和30年4月2日~

  昭和31年4月1日生まれ

 75歳になる方

 昭和25年4月2日~

  昭和26年4月1日生まれ

 80歳になる方

 昭和20年4月2日~

  昭和21年4月1日生まれ

 85歳になる方

 昭和15年4月2日~

  昭和16年4月1日生まれ

 90歳になる方

 昭和10年4月2日~

  昭和11年4月1日生まれ

 95歳になる方

 昭和5年4月2日~

  昭和6年4月1日生まれ

 100歳になる方

 大正14年4月2日~

  大正15年4月1日生まれ

 100歳以上の方  大正14年4月1日以前生まれ

注1)上記対象者が定期接種となるのは令和7年度限りです。5年後に再度定期接種の対象にはなりません。来年度以降に接種する場合は、任意接種となり全額自己負担となりますので、ご注意ください。

注2)これまでに帯状疱疹予防接種を完了している方は対象外になりますが、上記対象者で、帯状疱疹予防接種を行う必要があると医師(主治医)が判断した場合には対象となります。

注3)帯状疱疹にかかったことのある方も上記対象者は定期接種の対象になります。

注4)定期接種の対象者がすでに一部の接種を任意接種として行った場合は、残りの接種を定期接種として扱います。   

使用するワクチンと助成額  *助成は定期接種の方のみです。

 帯状疱疹ワクチンには2種類あり、接種方法や、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。 

  生ワクチン(阪大微研) 組替えワクチン(GSK 社)
接種回数と間隔 1回 2回(2か月以上の間隔を開ける)
助成額 4,000円 10,000円

  注1)委託医療機関での自己負担額は接種費用から助成額を引いた額です。

     (生ワクチン5,000円程度、組換えワクチン10,000円程度)

 注2)生活保護受給者については、全額公費での接種です。

 注3)帯状疱疹ワクチンの交互接種(2種類の異なるワクチンを組み合わせて接種すること)はできません。

 注4)組換えワクチンの2回目の接種が令和8年4月1日以降になった場合、2回目は定期接種の対象外です。  

委託医療期間以外での接種(>令和7年度高齢者定期接種(帯状疱疹)委託医療機関一覧)

  予防接種に係る全額を実費負担した後に、予診票(写し可)または接種済証等と領収書の原本を添付し、負担額を支払った日から30日以内に予防接種費用助成申請書を用いて助成申請を行ってください。助成額を指定口座へ振り込みます。

 

>高齢者予防接種費助成申請書(Word)

>高齢者予防接種費助成申請書(PDF)

>【記入例】高齢者予防接種費助成申請書(PDF)

>令和7年度 帯状疱疹予防接種 委託医療機関一覧(PDF)

  ワクチンの効果 

帯状疱疹に対する効果 生ワクチン 組替えワクチン
 接種後1年時点 6割程度の予防効果   9割以上の予防効果
 接種後5年時点 4割程度の予防効果  9割程度の予防効果
 接種後10年時点  -  7割程度の予防効果

 *合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

(出典:厚生労働省「帯状疱疹の予防接種についての説明書」より) 

ワクチンの安全性

 ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。

 頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。 

主な副反応の発現割合 生ワクチン 組替えワクチン
70%以上  疼痛 *
30%以上  発赤 *  発赤 *、筋肉痛、疲労
10%以上

 そう痒感 *、熱感 *、腫脹 *、

疼痛 *、硬結 *

 頭痛、腫脹 *、悪寒、発熱、

 胃腸症状

1%以上  発疹、倦怠感

 そう痒感 *、倦怠感、

 その他の疼痛

     *:ワクチンを接種した部位の症状

 (出典:厚生労働省「帯状疱疹の予防接種についての説明書」より)  

健康被害救済制度について

 予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。

 詳細は次のリンク先をご覧ください。

  ・(厚生労働省)予防接種健康被害救済制度について(外部サイトへ)

 

Adobe Reader

PDF書類をご覧になる場合は、Adobe Readerが必要です。
バナーをクリックして無料配布されているAdobe Readerをダウンロードし、インストールしてからご覧ください。

お問い合わせ先

邑南町役場保健課(瑞穂支所内)
電話番号:0855-83-1123 / IP電話:050-5207-5002