インフルエンザ予防接種

最終更新日:2022年10月4日

 

インフルエンザ

 インフルエンザにかかる時は、インフルエンザウイルスが口や鼻あるいは眼の粘膜から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、現行のワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。

 ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。インフルエンザワクチンには、この「発病」を抑える効果が一定程度認められていますが、麻しんや風しんワクチンで認められているような高い発病予防効果を期待することはできません。発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は「重症化」を予防することです。

 

 

お勧めの接種期間

 日本では、インフルエンザは例年12月~4月頃に流行し、例年1月末~3月上旬に流行のピークを迎えますが、ワクチンを接種してから効果が現れるまでに2週間程度かかります。12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。
 今冬は新型コロナと同時流行も懸念されているので早めに接種を受けましょう。

 

(参考:厚生労働省 インフルQ&A

 

助成対象者

1.6ヶ月~高校生相当の年齢までの方、妊婦の方(任意予防接種助成制度はこちらをクリック)

2.満65歳以上、または60~64歳で、心臓や腎臓、呼吸器の機能に障がいがあり、身の回りの生活を極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいがあり、日常生活が困難な方(身体障害者手帳1相当)(定期予防接種助成制度はこちらをクリック)
 

(参考:厚生労働省 インフルQ&A

お問い合わせ先

邑南町役場保健課(瑞穂支所内)
電話番号:0855-83-1123 / IP電話:050-5207-5002